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World Bee Day 5月20日

平林 幸子
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平林 幸子
針なしみつばちのハチミツの情報提供・販売を行っているNATURE GIFTの店長です。プライベートでは、1歳と5歳のやんちゃな男の子のママです。 1歳の次男は、何かと病気がち。 日々の生活の中で、健康と笑顔につながるものを、と追い求めた結果、偶然針なしみつばちのハチミツと出会いました。 皆さまにも、針なしみつばちのハチミツの魅力を知っていただけたらこの上なくうれしいです。

5月20日は、国連が定めたWorld Bee Day「世界蜂の日」でした。
一体なぜこのような日が定められたのでしょうか??

蜂は、世界中の食を支えている?

国連がWorld Bee Dayを制定した理由は、下記の通りです。

To raise awareness of the importance of pollinators, the threats they face and their contribution to sustainable development, the UN designated 20 May as World Bee Day.

引用:https://www.un.org/en/events/beeday/
花粉媒介者の重要性と、彼らが面している脅威、そして彼らが持続可能な発展に貢献していることについての認識を向上させるために、国連は5月20日を世界蜂の日に制定しました。(翻訳 by平林)

ということで、国連のウェブサイトを読むと、蜂に限ったことではないのですが、蜂や蝶、鳥などは、花粉媒介者という重要な役目を果たしてくれているのですが、その中でも一番多い花粉媒介者は蜂なのだそうです。そして、その数なんと25,000~30,000種いるということです。

普段の生活では、あまり感じることが少ないかもしれませんが、蜂がいないと食糧を得ることができずに、飢餓につながる恐れさえあります。

例えば、おいしいイチゴを食べるにも、蜂さんが活躍しています。世界全体の35%の農業は蜂がいなければ成り立たなくなってしまうのだとか。自然界ならなおさら、90%以上の自然の植物は蜂をはじめとする花粉媒介者がいなければ枯れてしまうことになります。
植物が枯れてしまったら、、、食べるものがなくなるだけではなく、地球の環境への影響も非常に大きなものとなるのです。

花粉媒介者の蜂さんたちの画像が写っています。国連のYoutube動画です。
ぜひご覧ください。後半に、針なしみつばちも出ていました!(白い花とともに)

 

蜂たちが瀕している危機とは!?

日本でも、みつばちが大量死するニュースが報じられています。テレビなどでも報道されることが時々あります。
その中で出てくるキーワードとなるのが「ネオニコチノイド」系の農薬。

そう、農薬によって、私たちの生活に欠かせない存在であるみつばち達が、大量に死んでしまっているのです。

西日本新聞さんの記事にも掲載されています。
ヨーロッパ(EU)では、屋外でのネオニコチノイド系の農薬の使用が禁止されました。

しかしながら、日本ではまだまだ使用が許容されています。

特に使用されているのは、お米作り。
お米にとっては害虫となるカメムシの駆除にこの薬剤が使われています。

 

私の出身地は、水田地帯なのですが小さいころはヘリコプターからよく農薬散布をしている風景を見かけました。これが、みつばち達にとっては脅威になるのですね。

そのため、お米が育つ期間は、蜂の巣箱を周辺から移動させるなどの対応をしている様なのですが、どこから農薬が飛んでくるかはわかりません。お米以外にも使われることが多いとも聞いています。

意外にも、日本では農薬関連についての基準はヨーロッパなどと比べるとまだまだ緩いですし、世界と逆行して基準を緩めたり、新しい薬剤を登録しているという話も伺っています。

農薬について考える

農薬が、蜂たちの危機の元凶でした。
もちろん、蜂だけではなく、蝶や、鳥にだって影響があるかもしれません。

そうすると、たくさんの食糧を作りだすために使用した農薬によって、益虫である蜂などの生き物が死滅していっているのです。
蜂のような花粉媒介者が死滅するということは、今後の食糧危機にもつながるということです。

そして、私たち人間もその農薬が残った野菜などを食べていることになりますね。
安心・安全な、「国産」ではなかったのでしょうか…

 

マレーシアはどうなのか??

私たちNATURE GIFTはマレーシアからハチミツを輸入しています。
では、マレーシアではどうでしょうか?

また、別の機会に詳細をご紹介したいと思いますが、マレーシアの首都クアラルンプールでは、大気汚染の問題がありますし、
周辺諸国からの大気汚染物質が流れてきたりと、必ずしも良いといえない現状があります。

そのため、私たちNATURE GIFTが輸入しているハチミツの養蜂場は、自然豊かなボルネオ島(クアラルンプールとは別の島です)で、高い標高に位置していて、周辺で農薬を使うような事業もされていないという環境の中にあります。

そのような環境の場所でさえ、大気汚染などの国際的な環境問題からは完全に抜け出せないのですが、できる限り安心・安全な商品を求めていきたいと考えています。

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平林 幸子
針なしみつばちのハチミツの情報提供・販売を行っているNATURE GIFTの店長です。プライベートでは、1歳と5歳のやんちゃな男の子のママです。 1歳の次男は、何かと病気がち。 日々の生活の中で、健康と笑顔につながるものを、と追い求めた結果、偶然針なしみつばちのハチミツと出会いました。 皆さまにも、針なしみつばちのハチミツの魅力を知っていただけたらこの上なくうれしいです。

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